君の髪に十指差しこみ引きよせる時雨の音の束のごときを 汝が肩を咬みて真朱(まあか)き三日月を残せし日より夏はじまりき 激しくも柔らかさを感じさせる この短歌との出会いが始まりとなる
曇りがちな弥生月(三月)の始まり 梅や早咲きの河津桜が咲き こぶしの木の芽がふっくらしてくる これからは花や木々が競ってその美しい花や若葉を見せてくれる そのエネルギッシュな空間 本当なら心がソワソワする時期なのに 何をしても心が平らで固くなっ…
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