紫陽花のごとく

気ままに書いてます

小さな雛人形

今週のお題「ひな祭り」といいことで初のブログはこのお題で書きます

 

私のもっている雛人形は手のひらに2個はのるような小さな人形たちです

お内裏様とお雛様 三人官女 右大臣、左大臣 五人囃子

桃と橘が一つのガラスケースにちんまりとおさまっていました

 

2月にはいると亡き母が「早く出して飾らないとお嫁に行くのが遅くなる」と言いながら飾ってくれていたのを覚えています

そして次は「早く片付けないとお嫁に行くのが遅くなる」と言って3月3日が過ぎるとさっさと片付けてました

母の願いがかなったのか私は20台前半で結婚しました

 

今思い返すと母は「女の子の幸せは結婚」と思っていたのでしょうか?

母自身は経済的には満たされた結婚だと思いますが、父は男のすることには口を出すな!の人だったので違う意味の苦労はあったのを覚えています

 

母が亡くなった時父はずっと泣いていました

その姿を見て「母の悲しみも少しは薄れただろう」と思ったりもしました

そんな父ももういません

 

結婚  夫婦

 

私はそれを辞めました   

今はそれでよかったと思っています