2015-03-01 松平盟子さんの短歌 君の髪に十指差しこみ引きよせる時雨の音の束のごときを 汝が肩を咬みて真朱(まあか)き三日月を残せし日より夏はじまりき 激しくも柔らかさを感じさせる この短歌との出会いが始まりとなる