チカチカ パッパッ 儚くも美しい花火
ここ数年 花火を見た記憶がない
テレビやニュースでは見るけど
その場に行って同じ音と匂いとざわめきを味わっていない
ましてや手持ち花火などした記憶は数十年前
子どもがまだ小さい時だった バケツにろうそくを用意して
小さな輝きは夏の良い思い出
最後にみた打ち上げ花火は悲しい思い出
海と山に囲まれた病院に入院していた父を見舞いに行ったときに
偶然車の中から見かけた打ち上げ花火
次の夏を待たずに春もまだ浅い頃父は亡くなった
一瞬の美しさ どれも同じものはない花火
儚いものを美とする感覚
この影絵はやはり藤城清治さんのものです
【お知らせ】
今年も7月25日から銀座の教文館で藤城清治さんの作品が見られます
ぜひ行ってみてくださいね♪